COLUMNコラム
2021.04.09
読書記録17 デフ・ヴォイス
久しぶりの小説です。この本はアンドエトが昨年12月に出版した、是枝裕和監督映画 ”真実La Vérité シナリオ対訳” にてお世話になりました字幕翻訳者・手話通訳者の丸山垂穂様にご紹介頂きました。続きをみる…
2021.04.04
読書記録16 ルリユールおじさん
古くなった本を修理するお仕事、パリの製本職人のおじさんのお話。 他の手仕事をと同様、消えつつある職業だ。 続きをみる…
2021.02.11
読書記録15 あつかったら ぬげばいい
行ったことのない本屋さんに行ってみよう!と出かけ、そこで見つけた絵本。最近、読書記録というより、絵本記録になっているがよい。難しい問題は頭の良い人に考えてもらおう。私はそれより心の休息を提供したいのだ。(と、難解な本が読めない言い訳)続きをみる…
2021.02.10
読書記録14 ぼくがゆびをぱちんとならして、きみがおとなになるまえの詩集
私は斎藤倫さん(にわか)ファンだ。『どろぼうのどろぼん』、『はるとあき』と読んで3冊目。嘘だ。本当はこの本は『はるとあき』の前に読んでいた。でも、恥をさらすが、この本の良さが今の私には理解できないのだ。本に詳しい方数名に、素晴らしい本よ!と勧められ読んだのだが。続きをみる…
2021.02.09
読書記録13 のほほんと暮らす
この本は私のバイブルに近い。時折開いては、そうだ、そうだった、と思い出す。日々労働。続きをみる…
2021.02.08
読書記録12 はるとあき
この絵本のタイトル『はる』と『あき』は、季節の春と秋のこと。長年生きてきたけど、全く気づかなかった。驚いてハッと数秒、時が止まってしまった。『はる』は冬と夏には会ったことがあるのけど、『あき』には会ったことがない。もちろん『あき』も『はる』には絶対会えない。その2人が夏さんと冬さんを介して手紙のやりとりをするお話。続き…
2021.01.20
読書記録11 パリのおばあさんの物語
ユダヤ人おばあさんが、自分の人生を振り返りつつ、今に感謝し生きていく話。おばあさんの声が聞こえてきそうだ。この本はもともとフランス語で書かれていて、それを女優さんの岸恵子さんが訳したもの。フランス語学習者として、このくらいの日本語の内容・分量だと、原文が知りたい、と思ってしまう。続きをみる…
2021.01.19
読書記録10 本の逆襲
久しぶりにこの本を読み返してみた。本がこれからどんな広がりを持っていくのか、が熱く語られていた。2013年12月発行。続きをみる…
2021.01.19
読書記録9 どろぼうのどろぼん
よぞら。なんて素敵な名前だ。私はこれから、夜空を見上げるたび、この本を思い出すのだろう。どんな物語なのだろう?と思って読み始めた。あっという間に、この物語の中に入り込んでしまった。どこかで読んだことのある気がする本というのがあるが、この物語は、私には初めての世界。また私の中に世界が一つ増えた。続きをみる…
2021.01.17
読書記録8 海賊 Le Corsaire
熊川哲也Kバレエカンパニーで上演された『海賊 Le Corsaire』の世界を粟津泰成さんの絵画を中心に配し小説化された本。粟津泰成さんファン、熊川哲也さんファン、バレエファンには垂涎ものの書籍ではないか。続きをみる…