ネネット - こころのなかにとりのつばさをもつおんなのこ

作 アレクサンドラ・ガリバル、絵 シビル・ドゥラクロア
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本体価格1,800円(税込1,980円)

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自閉症児との交流グループを通して 私が出会ったすべての すばらしい子どもたち 大人たちへ - アレクサンドラ・ガリバル自閉症児との交流グループを通して 私が出会ったすべての すばらしい子どもたち 大人たちへ - アレクサンドラ・ガリバル

このこは ネネット。
こころのなかに とりのつばさをもつ
ちいさな おんなのこ。

ネネットは ほかの こどもたちとは 
ちがっている。
だから がっこうでは 
ひとりぼっちでいた。
ノウと ともだちに なるまでは。

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Histoire ストーリー

この絵本は、パリ在住の作家アレクサンドラ・ガリバルが、自閉症児との交流グループで出会った子どもたち、大人たちとの触れ合いを通して生まれました。

主人公は、小学生の女の子ネネット。
フルーツヨーグルトにハムを入れて食べたり、蜘蛛のいない蜘蛛の巣をずっと見つめていたり、体をゆらゆらと揺らし続けたりすることがあります。
どしゃぶりの雨の日に、長靴を脱いで校庭の真ん中まで行って、雨空に向かって両手を広げて立っていることもあります。少し、変わった動作をする子どもです。 だから、学校では他の子どもたちからかわれ、いつもひとりぼっちでした。
そんなネネットと同級生の男の子ノウとの間に、ある日友情が芽生えていきます。 ネネットが折る色とりどりのオリガミを見たノウが、それを美しいと感じたことがきっかけでした。

自閉症を知らない子どもたちの世界。その世界の中での嘲笑や優しさを通して、心の中に鳥の翼をもつ意味や、本当に大切なことは何かをそっと伝えてくれる絵本です。

Caractérisriques 特徴

小学校低学年向け
文章はすべて平仮名表記
読み書き障害や弱視の人たちにも読みやすいように、「ユニバーサルデザインフォント(UDフォント)」を使用
読み書きが苦手な子どもたちにも読みやすいように、文節で区切った「分かち書き」を採用
巻末にフランス語原文付き
優しい色鉛筆画のタッチで、モノトーンな日常風景のなかに、日本の伝統文化であるカラフルな折り紙が随所に描かれている、コントラストが美しい絵本

心の中に鳥の翼をもつとはどういうことなのでしょうか。心の中に鳥の翼をもつとはどういうことなのでしょうか。
書影

作 アレクサンドラ・ガリバル
絵 シビル・ドゥラクロア
本体価格1,800円(税込1,980円)

発売 2022年9月23日

判型:A4縦変形
サイズ:縦236mm、横205mm、厚さ8mm
ページ数:32p
製本:上製本・糸かがり綴じ
発行:アンドエト
ISBN978-4-910204-05-5 C8798

作 アレクサンドラ・ガリバル
絵 シビル・ドゥラクロア
本体価格1,800円(税込1,980円)

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